経済的負担の面から考える健診の受診勧奨

健診の受診率を向上させるにはどのような方法で行うのが最も効果的なのでしょうか。その効果が一般的に検証されている方法の一つとして挙げられるのは、個別受診勧奨と再勧奨の実施です。この方法は、既に日本国内でも成果を上げています。しかし、たとえこの方法が上手くいって健診を受信したとしても健診の結果、医療機関の受診を勧められた場合にもやはり行かないという人も数多くいて、問題になっています。そのような人の中には、症状がないからとか検査結果が良くないことは理解しているのだけれど、時間がとれないという人もいます。しかし、受診勧奨の判定値を超えているのに放置したままにしておくと、動脈硬化などを進展させてしまう危険がとても高いので注意が必要です。出来るだけ時間を作って専門の病院を受信することをおすすめします。

最も効果的な健診の受診勧奨の方法とは?

健診の受診率を上げるためには、きっかけを与えるための個別受診勧奨が効果的です。とにかく、がん検診を受診してもらうには、認知度を上げるだけではなく、きっかけを与える事が不可欠になります。さらに、きっかけを作るのに有効なのが、個別受診勧奨や再勧奨です。個別受診勧奨というのは、広報活動のような一般に向け活動とは違い、郵送や電話によって、その人個人に向け受診の勧めをするという方法です。それでも受診しないという未受診者に向けては再度受診を働きかけます。これが再勧奨です。受診勧奨には理由があります。例えば、症状はないけど、治療を始めたほうがよさそうとか薬はまだ飲まなくてもいいけれど、食事や運動を改善した方がいいとか、定期的に検査を受け状態を確認した方がよさそうという人は是非一度受診に行くことをおすすめします。

健診の受診率を上げるには個別受診勧奨がおすすめ

一般的に医療で行われる特定健診は、医師の管理の下で検体の採取を行い、それを検査して行われます。また、その結果を用いて利用者の健康状態を医療機関において丁寧に診断していきます。なお、臨床検査というのは、基準値と測定値の比較で測定結果を判断はせずに医師の臨床所見を併せて評価していきます。それに対して、検体測定室で行う検体検査は受検者が自分で検体を採取して、結果についても受検者自身が自分で判断していきます。そのため、簡易な検査の結果のみで、健康だと思い込み、健康診断を受けなかったり、医療機関の受診が遅れてしまったりすることがあります。このため、検体測定室で検査を行う時は、特定健診の受診率の向上や医療機関の受診に繋げるという観点を重視して、受診勧奨を励行していく必要があります。